便秘とは
便秘を過剰に意識してしまう人もいるようです。便秘とは普段良く聞く言葉ですが、スムーズに排便ができていなかったり、数日間排便がない状態のことを指します。日本内科学会の定めたところによると“排便が3日以上ない、排便は毎日あるが便が残った感じがする”場合のことを便秘というそうです。便秘になると、他に吐き気、腹部膨満感や腹痛といった不快な症状が出ることもあります。
まれに、1週間、便が出なくても不快感がなく普段とかわらないという人もいますが、それは身体が慢性的な便秘に慣らされているからです。不快症状がないといっても普通で考えると1週間にわたり便が体内に滞っている状態は異常なことです。
排便のリズムを取り戻すために生活習慣や食習慣を改善してみましょう。水分が足りないと便が硬くなり排便時に無理をすることがあります。また、食事の量が十分でないと腸に排便を促す刺激がなく便意を感じなくなってしまうのです。
一般的に、2〜3日に1回しか排便がない場合でも、スッキリ排便できたり不快な感じがない時には便秘ではありません。しかし、排便が毎日あったとしても、違和感やなんかスッキリしない感があるなどの自覚がある時は便秘とみなされます。便秘の解消には運動などを取り入れることも大切ですが、合わせてしっかりと水分を摂ること、朝、昼、晩の食事をバランスよいものにすることも大切になってきます。