小児の便秘

便秘は赤ちゃんや小児でもなります。ここでは小児の便秘についてお話しましょう。幼児の便秘の原因は主に、うんちを我慢してしまうことです。まだ小児の小さい肛門では、排便のときに血が出てしまったり、肛門が痛いことが怖いなどの理由で我慢をしてしまいます。

他には学校へ行き出して、排便が恥ずかしいなどの理由もあるでしょう。大人でもそうですが、排便を我慢していると便秘になってしまいます。小児には特に、便秘だけでなく、便が硬くならないよう果物や食物繊維の多い食事を摂らせるなど気をつけてあげ、排便時に肛門が痛くならないよう、配慮してあげるといいでしょう。

また、排便をすることは生きていく上でとても大切なことで、みんながすることですから恥ずかしいことはないと幼児のうちに教えてあげるのもいいでしょう。また朝食をとったあと、５分から１０分トイレに座らせ、排便のリズムをつけてあげるのもいいですね。

学校ではなく、家でリラックスして便が出せたら、便秘で悩むこともないでしょう。小児といえど、心はデリケートです。大人では気にしないような小さなことでも、ストレスになることはあるかもしれません。日々楽しい排便生活が送って便秘とはさよならしましょう。

子どもの便秘は、親としては時に自分の便秘より心配なものですね。子供の便秘の多くは、排便のときに肛門が痛いとか、切れてしまって血が出てしまうことの恐怖とかで我慢してしまうことに原因があるようです。

ですので、便秘に良く効く食物繊維の多い食品を、ふだんから料理に取り入れるとか、あるいは子どもが好きそうなヨーグルトなどの乳酸菌を多く含むデザートを食べさせて便を軟らかくなるようにして朝起きた時に目覚めの牛乳やココアを飲ませるなど、してみてはいかがでしょうか。

特に便秘に効くココアは甘くて、子供はココアが好きな子が多いでしょうし、中には便秘にすごくいいと言われるオリゴ糖が入ったココアも市販されていますので、便秘の子どもにココアはおすすめです。

それに、ココアを子どもに飲ませていると、便秘はもちろん解消されるのですが、便の匂いが抑えられます。もしも学校で排便を我慢してしまう子どもさんならココアで匂いも抑えられるし、試してみるのもいいのではないでしょうか。