便秘の改善
便秘の改善方法として、軽い運動や食物繊維の多い食事をしたりと食生活を見直すことを、まずやってみましょう。それでも便秘に悩むようでしたら、授乳中や病気のために便秘になることもありますので、便秘の改善のため外来で診察を受けてみることをお勧めします。
また、便秘になったら浣腸や下剤を使えばいいと、安易に考えるのも良くありません。食生活の改善などを行わずに、便秘になったら浣腸や下剤を飲む方法をしていたら、自力では正常な排便が出来なくなるおそれがあります。薬による便秘改善をしてもまたすぐに便秘になり、薬を飲んで排便ということを続けていると、下剤や浣腸がなければ排便できなくなるのです。
そんなことを繰り返していると一層便秘がひどくなることもありますので、長期の便秘改善の方法として一時的に薬を使うのならいいのですが、安易に使っていると腸の機能が低下してしまうこともあり心配です。また、市販の薬でもいろいろありますので、その中から自分の便秘に効果的な薬を探すのは大変です。
ちゃんと症状に合った便秘を改善できる薬を使用しないと有効に作用しません。どういった便秘であっても、自分勝手にケアをしていると症状を進行させてしまうことがあります。まれに腸閉塞などの病気も発症させる場合がありますので、十分注意しましょう。
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浣腸で便秘解消
便秘を解消するために浣腸を使ったことはありますか?浣腸は肛門から液体を入れて、腸を刺激し動きを活発にして便秘を治す方法です。浣腸は下剤に比べ、格段に即効性があるので、病院などで出産前に使われたり、とにかくすぐに出したい場合に有効な手段です。
個人差はあっても大抵、3分から10分でその効果を発揮し便秘が治ります。また、浣腸は赤ん坊の便秘にも使えるので信頼性もありますね。しかし安心だからといって、便秘に浣腸を乱用するのは却って逆効果になります。
妊娠中は特に便秘しやすいですが、妊娠中の使用は流産に危険があるのでできれば使用しないほうがいいでしょう。腹痛がはげしかったり、吐き気、痔で出血している人なども、浣腸は使わない方がいいです。また心臓や腸の病気で医師の治療にかかっている人もです。
あまりないとは思いますが、便秘で浣腸を何度か使ったけれど便が出ない人という人も中にはいるようですが、そんな人もそれ以上は浣腸を使わず、病院へいきましょう。便秘は苦しいので、すぐに浣腸で解消したいものですが、使い方や症状に注意しましょう。
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