禁煙と便秘
禁煙すると便秘になるというのは、じつは間違いです。禁煙と便秘はまったく関係ありません。便秘の原因には、偏食、水分不足、ストレス、運動不足、加齢による腸の働きの低下などがあります。
ですので、これらの原因に思い当たるものがあれば、それについて改善すればいいのです。かといって下剤の乱用は、腸にいいものではないので、却って便秘になってしまうこともあります。普段は便秘などしないのに、旅行に来てここ数日どうしても出ないなど、単純な便秘に下剤を服用する、または浣腸するなどの治療を施せばよいでしょう。
ですが、喫煙する人の中には「朝起きてコーヒーとタバコ、これで便秘にならない」という人もいるようです。それは日課として排便のリズムを自然につけているだけにすぎないと思います。禁煙したらとたんに便秘になった、というのも、よく生活を振り返ってみたら毎日起きぬけに飲んでいたコーヒーもやめていた、とうことはありませんか?
朝起きてすぐ腸の働きを活発にしてあげる水分補給、禁煙の他にもここでいうコーヒーもやめてしまったら禁煙よりコーヒーのほうに便秘の原因がありそうですね。ただコーヒーも飲み過ぎはよくありません。
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便秘の原因になることもあるので、禁煙しても水分補給は喫煙時以上に行い、食物繊維の多い食事、禁煙時には難しいかもしれませんがストレスをためないなどの、規則ただしい生活は心がけましょう。
水分不足と便秘
便秘の原因は幾つか挙げられます。その中でも水分不足の影響は大きいようです。特に幼児の便秘の原因に水分不足が挙げれらることが多くあります。自分で調節できない小さな子どもの場合は、大人が注意してあげましょう。
便は食べ物が胃から小腸を通って大腸へ流れ排出するという段階をたどり排便されますが、体内での移動にはある程度の水分が必要になります。もし水分が足りない状態だと腸内の便が固くなり、移動もスムーズにいかないため腸内に停滞するようになります。
腸内に溜まっている間にも、腸壁が水分を吸収するため、ますます便は固くなります。そうなると排便が困難になり、トイレでいきんでしまいます。無理して排便すると硬くなった便が肛門を傷つけて切れ痔になってしまいます。便秘にならないためにも、1日に1.5リットルの水分が必要です。
季節によって若干の違いはあるもののこの量を参考にされてください。女性によってはむくみを気にするあまり、水分を摂取することに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、便秘は吹き出物や肌荒れなど美容にも良くありません。なるべく水分を摂取するようにしましょう。水分だけでなく、便秘解消には食物繊維も大切になりますので、食生活にも気をつけるようにしましょう。
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